主にアコースティックやジャズ等の少人数及びソロのギターコード奏法を解説するサイトです。

ギター弾き.com(guitarhiki.com) by HAT Since 07/01/01

管理人の使用機材

使用機材紹介?

ギター弾き.comと銘打ちながらギター自体に関することがまったくなかったことに気付いたので、あとから追加しました(汗)。アコースティック好き、ジャズ好きの私ですから箱物ギターばかりになります。しかもEpiphoneが中心なのでマニア向けかもしれません・・

Guitar List

Epiphone Casino
Epiphone Howard Roberts
gibson ES-150cc
・ Ibanez AM-205(coming soon)
番外編:管理人に抱かれた愛娘たち・・・

Epiphone Casino

シリアル:3084260
カラー:オレンジサンバースト(ラッカー)
指板:ローズウッド、パラレログラムインレイ
ネック:3ピースメイプル(キルテッド・ハード)
ボディ:ラミネート メイプル(パーズアイ)

ペグ:シャーラー(∈マーク有)
ピックアップ:P90(epiphone製?)
ピックガード:自作(∈マークアルミ)
ブリッジ:ゴトー製プラスチック駒
テイルピース:トラピーズ(epiphone製?)

はじめに書いておきますが、管理人はかなりEpiphoneが好きです!もうデートの時だろうが、冠婚葬祭だろうが、かまわずにギター型Epihoneバッグで出掛けるくらいの入れ込みようです。いや、ギターの修理を頼まれただけやのに朝までそいつの家でEpiphoneの歴史を語るくらい好きです!そしてEpiphoneが好きなのは、このCasinoが好きだから・・・。CasinoとはGibsonのES-335(セミアコ)のルックスでありながら完全なホロウボディ(中空身体)を持ったフルアコ構造のギターで、このGibsonから少しだけ生産されていたES-330というギターのEpiphone版ともいうべきギターです。正式名称はE-230Tというらしいですが、Casinoという方が一般的です。管理人はもともとロック系をやってましたが、当時好きだったジッタリンジンの 破矢ジンタ氏を意識して赤色のCasinoを使ってましたし、今思えば、ブルースやロカビリー、そしてジャズまでピッタリとくるこのルックスとサウンドは、管理人の音楽人生をはじめからずっと共に歩んで来たともいえましょう。

ちなみにCasinoといえば一般的には「ビートルズ」というのが相場です。しかし管理人はまったくビートルズのファンでもジョンレノン信者でもジョージハリスンマニアでもなく、単にCasinoのルックスとサウンドが好きなのですね。ちなみにギターを本気ではじめたハタチ頃から愛用していたのはCasinoですが、その当時は韓国製の限定生産のチェリーレッドのCasinoでした。まさに気分はジンタ!でありましたが、なんせCasinoはフルアコ構造なので、当時ロックをやっていた私にとっては「歪ます」という行為から最も遠い存在のフルアコ。その付き合いは非常に悩ましいものでした。(その後セミアコに持ち替えます)
ちなみに現在手に入るCasinoはラベルがオレンジ色のいわゆる中国製CasinoかエピフォンジャパンElitistという高級品ですが(07年当時記載)、このCasinoは 70年代にUSAにあったEpihponeが製造をやめて工場を日本に移したとされる荒井貿易製の通称「マツモク製Casino」(80年代製)

というもので(ラベルが黄土色)ボディの形が若干「ひょうたん」のような不細工さでルックス的にはイマイチ人気がないですが、音の方はオリジナルUSA Casinoの次に良いと評判!
ちなみにこのP-90というピックアップの音色がすごく大好きでES-150もですが、フルアコのボディにシングルコイルピックアップという組み合わせは繊細で枯れたなんともいえない人間臭い音がするのがイイです!フルアコって箱鳴りということが最大の感心事で、僕はブリッジの駒を金属製からプラスチック製に交換しています。

実はこのギターを中古で購入した時はピックガード欠品でした。管理人は基本的にギターを弾く際、小指を軸にしてその感覚でピックと弦の距離を覚えているのでピックガード無しでは非常に弾きにくかった&ルックスもイマイチだったのでピックガードを自分で作ってみました。(05年当時記載、現在は指弾きです)写真では分かりにくいですが、製品の物と間違われるくらいの完成度です(て自分で言うか!)。
ちなみにピックガードの型取りと銀色のeマークがありませんでしたが、全国epiphone協会会長であり、1997年epiphone GUITAR MARATHON ギネスブック記録保持者でもある NEGGY加茂氏の協力を得て見事完成したのです。(カモネギさんどうもありがとうございました!)



Epiphone Howard Roberts

シリアル:98056613
カラー:ワインレッド(ポリウレタン)
指板:ローズウッド、オリジナルインレイ
ネック:3ピースメイプル(ハード?)
ボディ:ラミネート メイプル(ハード?)

ペグ:オールド・クルーソン(Epiphone製?)
ピックアップ:ミニハムバッカー(USA個人工房オリジナル)
ピックガード:べっ甲風
ブリッジ:エボニー
テイルピース:ベイル・テールピース(gibson製)

かなり変なギターです(笑)。僕も初めて見たときは「いくらなんでもこれは無い」と思っておりました。初代のチェリーCasinoを買った時に、同じカタログに載っていたのを見たのが初めてだったのですが、それから随分経ってから新古品として半額でゲット。理由はその頃、ジプシー・ジャズにハマっていたからで、もちろんマカフェリモデルも買ったのですが、あまりにやる曲が限定されてしまうような気がして、似た雰囲気でもっと万能なギターを探していて出会いました。(他の候補としてはGibson L-4やEast manラウンドホール型があった)
とはいえ、マカフェリモデルがイイ音だったのに対し、こちらは生音が小さめで深みもなかったので、長い間お蔵入りとなっておりました。
ここ最近にして、Howard Aldenの音色が出したいと思い、いろいろ思考錯誤しているうちに、このギターが結構近いことに気付いたのです(別に名前で判断した訳ではないですよ・・)
しかし、このギターを使いはじめて、いろいろ調べていくうちに分かったのはHoward Aldenさんって昔、このギター使っていたようですね(gibson版)。しかも、現在の彼のBenedettoはこのギターを参考に作ったようにしか見えないし、ギター弾きの恋においてもHoward robertsを使用していたようです(そりゃ似た音出るわな)

はじめは「無い」と判断していたこのギターも使う うちに愛着が沸いてきまして、現在ではかなり気に入っております。そこで自称Epiphoneバカ関西代表としてはオリジナル(60年製のもの)にこだわりたい訳で..
やってしまいました大改造!はじめは前に持っていたEpiphone オリンピックのペグについていたものが何故かオリジナルに非常にそっくりにできてまして(これね)これは移植するしかないやろう!ってことでオリンピックと交換。そしてこれまた前に持っていたChakiのフルアコには何故かギブソンのベイル・テールピースがついていたので(これもオリジナルは同じ)、無理に移植・・・。もともとゴールドパーツ苦手な僕としては(別ページ参照)うまいぐあいにペグとテールピースがニッケルになったので、調子にのって他のパーツもすべてニッケルに変更。ついでにトラスロッドカバーを自作のeマークカバーに変えて(前はGibsonって書いてた)コントロールノブもオリジナルよろしく黒のトップハットノブに変えて、万全!

と言いたい所ですが、ピックアップだけゴールドのままなのが気になって仕方ないので、なんとかニッケルにしたかったのですが、ただでさえマニアックなジョニースミスピックアップ・・。そうそうバリエーションがなく、Howard Aldenさんのように黒のBenedettoにすることも考えましたが、オリジナルに忠実にいくため、探しました。Kent Armstrongはバリエーション豊富ですが、クロームメッキしかないので、やむなくメーカー不明のUSA個人工房製のものを使用(ただしニッケルではなくニッケル エイジド風)。これが思いの他、良い音がします。

とどめとしては自称Epiphone好き好きコンテスト第一位の名に恥じないように60年代Howard roberts同様のオリジナルラベルを自作して貼りました(もともとはいつものオレンジラベルだった)。オマケにローズウッドのブリッジをエボニーに変更(これがなかなか見つからなかった・・)正直、ぱっと見はオリジナルやと勘違いされるんでは?という程になったかと思います(その前にこんなマイナーなギター誰も知らんか・・)
僕としては納得いかないのが、このギターがオリジナルに比べてヘッドが太いこと(本当はスリム)、ラウンドホールがオリジナルよりも明らかにデカイこと、そして究極にどうしようもないのがスケールがオリジナル24.75なのに対し、何故かこれは25.5であることです(きっと適当なアコギのものを流用したに違いない・・)。
本当は塗装も剥がしてラッカーにしてやりたいですが、それをすると本体価格よりも塗装代の方が高いというなんとも滑稽なことになりますので、していません。
結果的にルックスも音もいい感じになって大満足です。何百万もするHoward Aldenさんのギターには申し訳ないですが、この安物ギターでも、結構似た音が出るのです。ピックでソロギターでも弾けば気分はエメット・レイですね。



gibson ES-150cc(Charlie Christian)

シリアル:022
カラー:ヴィンテージサンバースト(ラッカー)
指板:ローズウッド、ドットポジション
ネック:マホガニー?
ボディ:スプルーストップ・メイプルバック&サイド

ペグ:ウェーバリーのオープンバック
ピックアップ:Charlie Cristian Pick Up
ピックガード:べっ甲柄
ブリッジ:gibson製ローズウッド
テイルピース:gibsonトラピーズ(ジャック兼用)

ここで登場!gibsonのフルアコです。個人的にギブソンは一番な感じが嫌だから使わないとかほざいているのですが、買ってしまいました〜。なぜなら僕の好きな「チャ−リ−クリスチャン」といえばバータイプピックアップですし、さらに好きなギタリスト「タル ファーロウ」や「バーニ−ケッセル」もみんなこのピックアップを使ってるのです。そして、このピックアップはgibsonしか付けて無いんだからしょうがないじゃないですか!(この記事を書いた数年後にEASTMANからこのタイプのギターが発売されました〔涙〕)
しかも、このピックアップは世の中にエレクトリックギターというものを初めて認知させた時の初めてのピックアップなんです。当時ギブソン社に在籍していたロイドロア−という発明家がまず当時のハワイアンスチールギターにこのピックアップを搭載して発売(EH-150)し、それで好評になったもんで続いて当時音量の問題で非常にみんな肩身のせまい思いをしていたジャズのギターに同じタイプのピックアップを搭載して1936年に発売しました。

そのまさに36年モデルってのが僕のこのギターなんですよ(正しくはリイシュ−ものですが)これを当時すぐに弾きこなした二人の巨人がチャ−リ−クリスチャンとTボーンウォ−カーで、中でもチャ−リ−クリスチャンはジャズにとどまらずエレキギター自体のあるべき姿をギブソンの思惑以上に啓示したという功績を称えられており、このギターを「Charlie Cristian Model」ピックアップを「Charlie Cristian Pick Up」と呼んでいます。

ネックもギブソンは細いからイヤ!とか言ってたのですが、なんか年代にもよるらしく、この30年代のネックは極太!かなりガッシリしてて丈夫そうです。ヘッドロゴも筆記体というなんとも珍しいロゴです。
よく見ると、ヘッドの形も初期のギブソンでしか採用されていないような一直線な奴で僕はこっちの方がおしゃれで好きです。これみてて思うのは、どうしてギブソンはこんなカッコイイデザインをすぐにやめてしまったんだろう?ということですね。
ネックもロゴもピックガードも初期の形がめちゃくちゃいいと思います。もっと言えばポジションマークはのちのES-250とかES-175の方がカッコイイのですけれども・・・

ペグ(糸巻き)はウェーバリーという良さげな物がはじめからついてました。このペグはヴィンテ−ジな雰囲気を味わいたい人のためになんとオープンバックスタイルなんです。
つまり、現在のペグは綺麗にふたがついているんですが、昔のペグはふたがなくて歯車がまる見え!これにより機能は最近の物の方が断然いいんですけど、ウェーバリーはオープンバックにも関わらず機能性もアップするという事を同時に成し遂げたというメーカーです。
ということで、このギターは隅から隅までレトロ感満載のなんとも哀愁ただようギターなんです。出る音は30〜40年代そのものでジャックを刺す部分も36年モデル同様テールピースと同化したジャックです。もう僕の中で、一生を共にしたいギター第一位ですね。

以下現在工事中

※続きは次回更新までお待ちください(08/10/01最終)











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ギター弾きの哲学 京都在住。スイング系バップ的ギター弾きの日々の雑記。

Stringphonic 大阪心斎橋にあるギター屋。ジプシージャズ系、アーチトップ好きは必見!→のES-150購入店。

Full up 京都市左京区にあるあなたの求めているサウンドにそこそこ付き合ってくれる楽器店!

虹の唄 全国epiphone協会会長、NEGGY加茂氏のHP。

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