音楽にはいろいろな理論がありますが、大雑把に言えばたった1つの事柄で成り立っています。それは例えばパソコンで言えば2進数というものがあります。
コンピュータは複雑な計算や動画、音楽、インターネットなどあらゆる事が表現できますが、元は「1」か「0」というたった二つの数字のみを扱い成り立っているのです。(ONやOFFの概念でもあります)
音楽だって同じです。GoodかBadかという2つの要素だけ。これをインとかアウトとか言ってもいいし、合ってるとか外れてるとか言ってもいい。(一番、身近な例は有音〔音符〕、無音〔休符〕ですね)。いずれにせよ音楽とは「気持ちいい(オーガズムに達する」あるいは
「気分が悪い(不感である)」のいずれかでしかないです。
音楽の三要素といえば「リズム」、「メロディ」、「ハーモニー」。中でもリズムの歴史は大変古く、きっと原始人のような類も石や木を叩いてセッションしていたでしょうねえ。
次に挙げるならメロディ。これには「音名」と「音階」という二つの概念を覚えておく必要があります。誰かに「ちょっと”ド”の音を歌ってくれ」と言われたらみなさんはどうしますか?
「僕は絶対音感がないからなあ」とか「何か楽器がないと正しい音がわからない」など思うかもしれません。しかし、答えは「どんな音を発しても正解」なのです。(クラシックなどでは??という事になりますが)
なぜでしょうか?それは音楽の世界に存在する重力というか、磁場というか、ともかく自然の摂理のようなもので、大概の曲に存在する「調(キー)」の成せる技なのです。カラオケなんかで「キー上げて」とかキー下げて」とか
言っているアレです。
西洋音楽的な話をすれば曲中には基本的に12の音階があって、「ド、ド#、レ、レ#、ミ、ファ、ファ#、ソ、ソ#、ラ、ラ#、シ」という音階が考えられます。
この譜面というものは、おそらくみなさんご存知のものでしょう。音階とはロックやポップス、ジャズなどの場合、原則として「音の高さ」を表現する概念です。12階建てのマンションだとでも考えておけばいいと思います。
1階が「ド」5階が「ミ」という部屋なんだな、と思っておいてください。これはどんな曲でもどんなキーでも同じ高さだと考えておきます(一般的には)
では音名というのはなんでしょうか?これもロックやポップス、ジャズを中心とした話になるのですが、よく「ド」とか「ミ」とか以外に「C」とか「E」とかアルファベットでの表記がありますよね?
これを通常「音名」を指しているんだな、と考えるようにしてください。もちろん、この音階や音名という概念の定義は様々な説があるのですが、今のところはこの認識で十分です。
で、この音名は絶対的に呼び名が変わりません。どんな曲でも、どんなキーでも「C」というのは死ぬまで「C」なのです。一方、さきほどの音階マンションですが、あちらも高さという意味では
変わらないのですが、実際に鳴る音というのは次々と変化します。マンションでいえば「ド」っていうのは常に1階なのですが、その部屋に入居している住人はコロコロ変わるのです。
例えば「ドレミの歌」を唄ってみましょう。
どうでしょうか?最後の音が「ミ」なのに「ド」と唄っているのは不思議ですが、それはさておき上の楽譜をピアノやギターで弾いてみて、自分の唄った音と比べてみてください。高さが違うことないですか? (まったく同じって方は音感の良い人です。スンマセン・・・)例えば知り合いの「ハスキーボイスMさん」が唄ったものを譜面にすると以下になりました。
音は違えど、きちんと「ドレミの歌」になっております。これが「キー」の仕業です。例えば「キーC」の場合は「ド」は「C」、「ミ」は「E」ですが、「キーF」ならば「ド」は「F」、「ミ」は「A」となります。常に1階の住人をリーダーとしますので、「キー何々」って言うときは1階の住人の音名を出して言います。(ちなみに上記Mさんの場合は「キーA」です。)
さて、耐震偽造問題のせいもあってか、近頃はマンションを建てるときの建築基準は以前よりもシビアになりつつあります。
そこで、この音階マンションもただ、「1階」「2階」なんて呼ぶだけにとどまらずきっちりと高さの基準を決めなくてはなりません。しかし、音階マンションは私が勝手に作ったバーチャルなマンション
なわけですので、何を使って高さを測ればいいのか、わからないと思います。
そこで、この高さを測るモノサシもバーチャルなものを用意しました。(これです↓)
| | | | | | | | | | | | |
これだけではよくわからないでしょうから、目盛をつけておきます。
|0 |1 |2 |3 |4 |5 |6 |7|8 |9|10|11|12|
このサイトのデザイン上、モノサシを縦に作れなかったので、申し訳ないですが、音階マンションの方に倒れてもらいます。
|ド|ド#|レ|レ#|ミ|ファ|ファ#|ソ|ソ#|ラ |ラ#|シ |
さて、さきほどの目盛は単に数字を振っていたのですが、本当に音階を測る目盛は数字ではありません。
正しい目盛を表示する前に以下の解説をよく理解してください。
・数値目盛が「1」の場合は「半」という単位になる。
・数値目盛が「2」の場合は「全」という単位になる。
・数値目盛が「3」以上の場合は上記ルールにのっとり繰り返し数える
わかりにくいでしょうから、例を見ていきますと・・
たとえば「ド#」の場合は「1」なので「半」です。「レ」の場合は数値が1の二つ分(2)なので「全」です。「レ#」は「数値が1の三つ分ですが、数値2が一つと数値1が一つとも考えられます。
この場合は、より少なく数えるようにしたいので、後者の数値2が一つと数値1が一つを採用し「全半」とします。
おなじ要領で「ミ」は数値2が二つで「全全」。「ファ」は数値2が二つと数値1が一つで「全全半」。「ラ」の場合は数値2が四つと数値1が一つで「全全全全半」。
ようは音階を数える単位は「全」か「半」かしかないということです。(博打の丁か半かみたいですが・・)
これがはじめに述べた「音楽の核」だと気付いた方は鋭いですね。ここではこれを「音楽の最小単位」として話を進めていきます。
そして最後のルールを掲示しますと。
・1階(リーダー)から数える場合は「全全半全全全半」の順番を絶対的に守る
という事です。1階(リーダー)から数える場合っていうのが、気になるかもしれませんが、今は無視しといてください。
さて、ここでようやく音階の高さを測るモノサシに登場願いましょう。
|全|全|半|全|全|全|半‖全|全|半|全|全|全|半|
二重線のとこで、一応一区切りつけてあるのに注意してくださいね。
これを使えばあらゆるキーの音階を測ることができます
キーCの場合
|全|全|半|全|全|全|半‖全|全|半|全|全|全|半‖
|ド |レ|ミ |ファ|ソ|ラ|シ ‖ド |レ|ミ |ファ|ソ|ラ|シ ‖
|C |D |E |F |G|A|B ‖C |D |E |F |G|A|B ‖
キーFの場合
|全|全|半|全|全|全|半‖全|全|半|全|全|全|半‖
|ド |レ|ミ |ファ|ソ|ラ|シ ‖ド |レ|ミ |ファ|ソ|ラ|シ ‖
|F |G |A |Bb|C|D|E ‖F |G |A |Bb |C|D|E ‖
とりあえず、「ド」(1階のリーダー)からはじめる音階を測る場合はすべて「全全半、全全全半」となることが大原則なんで覚えておいてください。尚、この「ド」からはじめる場合っていう「ド」 をキーのリーダーとするのですから「キー"C"」といいますが、実は「ドレミ」はイタリア語です。「CDE」というのが英語で、日本語ではなんというか?と言えば「ハニホヘトイロ」と呼びます。ですから 「キー"C"」は「キー"ハ"」なんですが、全部日本語にすれば「ハ調」といいます。「ハ長調」とか学校で習いましたよね?
「長」ってのは「明るい曲ですよ」って意味で、さきほどの英語で言うときは「メジャー」と言います。野球で言えばメジャーはイチロー選手、松井選手をはじめ、最近では松坂選手など
華やかなイメージがありますよね?「ハ長調」は英語では「キー"C"メジャー」と呼ぶことになるのです。ちなみに明るい曲の反対「暗い曲」は英語では「マイナー」日本語では「短調」と言うので、これも覚えて
おいてください(例えばキー"C"マイナー、あるいは"ハ短調"など)。野球でも「マイナーリーグ」ってあんまり、聞かなくて暗いイメージがあるからですね・・。
これらのように「ド」に当てはまる音(音名の音)が変わるという考え方を「移動ド」といいます。逆にクラシックのように「ドはドなの!変わるわけないじゃん!」って考え方を「固定ド」といいます。
さてここで、先ほど迷宮入りにしていた「1階(リーダー)から数える場合」以外の話についても言及しておきましょう。何かのキーでスケールの話をする時、メジャーならば確かに「全全半全全全半」と なるのですが、実はマイナーの時は違うのです。というか、違う並びにするから「マイナーに聴こえる」と言うべきでしょうか・・
|全|半|全|全|半|全|全‖全|半|全|全|半|全|全‖
|ラ |シ|ド |レ|ミ|ファ|ソ ‖ラ |シ|ド |レ|ミ|ファ|ソ‖
|A |B |C |D |E|F|G ‖A |B |C |D |E|F|G ‖
これをご覧ください。「Cメジャー」のスケールを単純に「A(ラ)」から並び変えただけなのですが、世間ではこいつを「Cメジャー」ではなく「Aマイナー」と呼ぶのです。
信じられないかもしれませんが、試しに「ドレミファソラシド」と順番に弾いたあと「ラシドレミファソラ」と弾いてみてください。急に物悲しく響きますでしょう?
世の中には必ず表もあれば裏もあるということです。笑顔振りまいてる政治家も裏では・・。あ、イヤなんでもありません。とにかくみなさんも明るく機嫌のいい日もあれば妙にテンションの低い
暗い日だってありますよね。「Cメジャー」だって時には「Aマイナー」になって引きこもりたいんです。
いずれにせよ「全半全全半全全」という並びの場合は「お、マイナーだな」と気付くようにしてください。これはどんなキーに変わっても同じです。ちなみにメジャーのスケールを「6番目からはじめたらマイナー」 と覚えてもらってもいいです。(何が6番って、あんたそりゃリーダー(キーの音)から数えてって事ですよ)。
おんがくトピック@
音符・・・「♪」など五線譜上に記し、それを読んで演奏するための記号。
音階・・・音の並びを言う(スケールとも呼ぶ)
音名・・・絶対に呼び名の変わらない音の呼び方。世界的には「CDEF」などを用いる。日本では「ハニホヘ」などともいう。
音程・・・そのキーにおいての音階分けをする際の音の幅(高さ)。「全」や「半」で考えるのがわかりやすい。
移動ド・・・曲中で音名を固定せず、音程により考える方法。POPSやJAZZではサビでキーを変えたりする。移動ドのドレミを123などの度数で表したりもする。
固定ド・・・音名のみでつらぬき通す男気溢れる手法。クラシックなどではスタンダードでキーが変わることはない(と思います・・)ド=1度ってのは永久に変わらない。
そもそも度とは・・・度ってなんじゃい?ってことですが、度は音程の一つ一つを呼ぶ時に使うことが多いです。詳しくは以下の「音程とは?」を参照してください。
さて、さきほどの音階の話をもっと深く掘り下げてみましょう。前にも少し触れましたが、西洋音楽の音階にはそれぞれ幅があり、最小単位があります。「全音が2で半音が1」ですね。そして例えば 今まで、音楽に関わってきて「3度上のハモり」とか「5度進行」などという言葉を聞いた事はないでしょうか?
端的に言えばこの「度」というものが「音程」をあらわしているのです。
この度数を数える方法ですが、実は単純で「X音からY音」を数えれば良いわけです。(先ほどの「調の話」でのラスト、6番目ってのと同じですね)。例えばXが「C」Yが「E」の場合(上記イラストで言うと@)
Cを「1」と数え、Dを「2」と数え、Eを「3」と数える。つまり、CとEの場合、度数は3度になる。続いて、Xが「F」、Yが「C」の場合は
となるので、5度となるわけです。
ちなみに、Xが「C」でYが同じ高さの「C」だと1度(0度というのはないことに注意!)でYがオクターブ上の「C」だと8度となります。ここまでくれば先に述べた「5度進行」ってやつも「GからCまで5度下がった進行なんだな」ってわかるでしょう。
しかし!ここで目をつぶってはいけない問題があります。それは、前記ギターでも示したように同じ度数でも幅が違う物が存在するという事です。(例えば@とAは同じ3度のハモリのはずなのに幅が違う)
ここで、「音楽の核」の元である最少単位を再び用いる訳です。
これで、一目瞭然!同じ3度とは名ばかりの別モノなのである。そこで、区別するために数の多い方の3度(すなわち数値5の幅の広い方の3度)を長3度(major3th)、数の少ない方の3度(すなわち数値4の幅の短い3度)を短3度(mainor3th) と区別してやるのです。これは別に長い方が女子にモテるとか、そういうものでもないのでご心配なく・・・
ちなみに1度と8度に幅の違いなどある訳でないので、完全(perfect)という称号を与えてやります(なんかエラそうだが・・)。そしてなんと、4度と5度の奴らにも何故かこの完全(perfect)という 称号が与えられています(それは何故?)
これはそもそも、EとFの間、BとCの間に半音がないという事から、4度を「長4度」と「短4度」の区別にしてしまうと、「短4度」と「長3度」が同じ音となってしまいます。
さらに、CからFが4度になり、FからCは5度になるので、この事実を調整しようとすると4度と5度は「長短グループ」から「完全グループ」に昇進したんだと考えられるのです。(ホンマかいな)
「まっ待って下さい!4度や5度が半音下がったらどうするの?」
ていうか、その前にあなたは誰ですか!?まあ、いいや。こういう場合は「減5度(b5)」と呼びましょう。ちなみに半音上がった時は「増5度(#5)」と呼びます。もちろん4度の時も同じです(4度に減はないけど)。また、音の増減に関してイメージを通して把握するのも必要かもしれません。
ではここで最少単位をメモリとして全部の音程の一覧表を表します。
今まで、全然理屈なんて気にせずにギターを弾いてきた貴兄にはこれらの表はちょっと酷といえるかもしれません。その場合はとりあえずリーダーの音を基準としてギターのイメージで覚えても構いません。
はじめに述べた3要素の3つ目、ハーモニーが和音。つまり2つ以上の音が同時になった状態の事を指します。これは「音程」でやった「3度のハモり」にしても同じ。ここでは3つ以上の和音の話をしていきます。
まずは「音程」でやった3度のハモりにさらに上の3度を乗せてやりましょう。
このような三つ重ねた和音を「三和音(トライアド)」いいますが、この一番上に重ねた音は実際問題として一番下の音(これをルート<ROOT>と呼ぶ)から見て5度にあたる訳です。で、3度といえば「長」、「短」。5度といえば「完全」、「増」、「減」の3種類があるわけで、「2X3=6」つまり、 ノーマルな「トライアド」というのは6種類あります。
例えば音程の時の@の「C」と「E」にさらに5度を乗せた場合のバリエーションは以下のようになります。
解説しなくても、お分かり頂けるかもしれませんが、一応解説しますと(左から順に)
・「長3度」に「完全5度」を乗せたら「Cコード」
・「短3度」に「完全5度」を乗せたら「Cmコード」
・「長3度」に「減5度」を乗せたら「C(b5)」
・「短3度」に「減5度」を乗せたら「Cm(b5)コード(Cdimコード)」
・「長3度」に「増5度」を乗せたら「C(#5)コード(Caugコード)」
・「短3度」に「増5度」を乗せたら「Cm(#5)コード」
の6種類ですね。ちなみに「C(b5)」や「Cm(#5)コード」ってのは現場ではあまり使いませんね(笑)
ちょっと一息
これらのような、どんどん重ねていった時の音達を個別に「コードトーン」と呼びます。
これだけで終わればごく簡単な話なんですが、この三和音(トライアド)にさらに3度上の音を積み重ねる輩が現れだしたんですね・・・
ここまでやっちまったら、パニックになってモニターに頭突きを繰り出したくなるようなギター界のジダンも現れるかもしれません・・。
しかし、弾いてみるとサウンドとしては意外にイケるので、ここで諦めてしまうのはもったいないと思います。三和音は結局はロックやパンクくらいでしか使えませんが、四和音は
いろいろと有用です。そこで、先ほどの基本的な三和音から整理してみてはどうでしょうか?
結局のところ、5度の3度上にのせた音ってのはルートから見れば7度な訳で、7度には「長のM(メジャー)」と「短のm(マイナー)」しかないではないか!
とお気付き願いたいのです。と、いう事は「2X2=4」で4種類増えるんだな、と・・・
さてさて今回も、一応解説しますと(左から順に)
・「C」に「長7度」を乗せたら「CM7コード」
・「C」に「短7度」を乗せたら「C7コード」
・「Cm」に「長7度」を乗せたら「CmM7コード」
・「Cm」に「短7度」を乗せたら「Cm7コード」
の4種類です。
ここで、さらにお気付き願いたいのは「三和音」の時は「長3度」の「M」を省略し、「短3度」の「m」は採用していたのに対して、「四和音」の場合の「7度」は 「長7度」の「M」を省略せずに「短7度」の「m」を省略して表記する事です。
なぜかと言えば「CMM7」や「Cmm7」と書くのも変ですし、もしこれを認めてしまうと「Cm7」って書いてあっても「3度と7度どっちがマイナーやねん!!」と譜面に対して
一人でツッコまなくてはならなくなるからです。ですので、譜面に「m」とあれば「短3度」のマイナーを意味し、「M」とあれば「長7度」のメジャーを意味しているのです。となれば、「C7」と
書いてあれば、それはもう誰が見ても「長3度」と「短7度」の組み合わせであることは明白なのであります。もちろん「CM7」は「長3度」と「長7度」でっせ。じゃあ、「Cm7」は?(ご自分で考えてください←答えは後から書きます)
あ、それから「7」という数字自体がなければ、それは「三和音(トライアド)」の事ですよ(念のため)
おんがくトピックA
コードは原則的に、そのコードのリーダー(根音やルートと呼ぶ)をアルファベットで表記し、その右に三度や七度の情報を書きます。
これをベースとして右上に括弧で挟んだ付加音を書きます(5度の変化やテンション音)ただし、括弧がない場合もあるので注意が必要です。さらに「dim」や「aug」表記の場合は5度の変化を書くこともありません。
さきほどの答え・・・「Cm7」は「短3度」と「短7度」の組み合わせですね。間違った方はもう一度、解説を読んでから、以下にお進みください。
ちなみに今までは解説でわかりやすくするために、そうしてましたが、コードというのは必ず下から「C,E,G,B(1度、3度、5度、7度)」と順に弾く必要はありませんよ。順番を入れ替えて弾こうが、別に 誰からも文句を言われる事はありません。むしろギターにしろ、ピアノにしろそういう風にしないと弾きにくくてしゃーないです。(これを転回するという)
あーっと!ここまでやってしまったら、基本以外のトライアドにも7度を乗せて試してみたくなりましょう。つまり「C」や「Cm」以外にあった4つのトライアド「C(#5)」、「C(b5)」、「Cm(#5)」、「Cm(b5)」に 「長7度(M7)」と「短7度(7)」を乗せてみれば、どんな結果になるのか、ということですわな。
※ これらは自身の耳で確かめて欲しい、ただし、ギターでは押さえるのが困難であるのでルートは省略してもいいと思う。
どうしてもきちんと聴きたいなら、鍵盤楽器でお試しあれ。
※2 またこれらの中では普通、現場では弾く事のないようなコードもありますが、とりあえず列挙してます。コード表記としてもかなり「あやしい」表記となっておりますが、便宜上のものですのでご了承ください。
ふむう、やはり大分あやしくなってしまいましたな・・・。しかし、使えそうなものもいくつかあったかなと。
おんがくトピックB
※続きは次回更新までお待ちください(08/01/26最終)
ギター弾きの哲学 京都在住。スイング系バップ的ギター弾きの日々の雑記。
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