管理人の使用機材2

番外編:管理人に抱かれた愛娘たち・・・

タイトルにつられてクリックして頂きありがとうございます。しかしながら、このページは管理人の恥ずかしい色恋沙汰を記したものではなく、過去から今まで所有したギターに関するものです(笑)
まーある意味、恥ずかしいものですけど・・

レスポールモデル 〜はじめての相手は小悪魔でした〜

自称、関西エピフォン好きNO.1な管理人もバージンブレイクの相手はEpiphone以外でした。
それも、名前も知らない行きずりの相手です。判っているのは黒い裸体とレスポールを気取ったいけない子猫ちゃんだったことです。
男に限らないかもしれませんが、初体験の苦い思い出はずっと尾を引くようで、このギターの時に感じた切なさは未だに引きずっております。
まず、ピックアップスイッチセレクターが胸元にあるギターを管理人は一切買いません!これは未だにトラウマで試していないので、今ならなんともないのかもしれませんが、ギターをいじるピストン運動覚えたて管理人のストロークはきっと不慣れなもので、とにかく、あの棒が手に当たる!当たりやがる!当たりすぎる!
リアでファンキーに16分カッティングしてても、「ガチッ」と当たって、気付いたらフロントの甘〜いカッティングになってる・・(あざもたくさんできた)
それ以来、まずギターを選ぶ基準はセレクタースイッチが手元から遠い場所にあるものを候補にします。(一番好きなのはボリュームコントロール周辺にあるもの)
それと、このレスポールもどきは一丁前にレスポールカスタムを気取っておりまして(だから買ったのですが)
見た目は一応豪華に全身バインディグが施されており、さらにハードウェアは全てゴールドパーツでした。
でも、これ安物のメッキだからすぐに剥げやがるんですね。ハゲしいな桜井くんよりもすぐに禿げやがります・・
夜見たらイイ女も朝みて化粧なかったら驚いた!状態で、管理人のレスポールはすごい姿になっていきました。
だいたい1年で「じゃまーる」で売り飛ばしましたね。(売値5000円)
ちなみに、よくある安物アンプ(ドラゴンとか言う奴)とかチューナーとか、ストラップなどセットで19800(いちきゅっぱ)なギターでした・・・。まーこいつのおかげで男にしてもらえた訳ですが・・・

Epiphone Firebird  〜二人目で運命の出会い〜

そもそも、ギターを始めたのは今は亡きジャパニーズロックバンド「The Yellow Monkey」に影響を受けたからです。そして黒のレスポールカスタムはイエモンのギタリストEMMA氏を意識してのことでした。いや〜当時の僕はEMMAになりたかったんですね・・
しかし、僕が集めたバンドは僕を入れてギタリストが3人おり、一人は楽器未経験のベース希望でした。ギターの一人はめちゃくちゃうまかったので、リードギターは無理です。もう一人はドラムも叩けました。すると残った管理人は必然的にボーカルをするハメに・・・
えらく嫌そうに書いてますが、実際はやる気満々でした!何故なら管理人は本当はEMMAではなくイエモンのボーカリスト吉井和哉を崇拝していたからであります。(未だにファッションなどにその名残があります)
となれば、やはりギターも吉井っぽくしたい!レスポールはスイッチがうざいし、メッキは剥がれるしで、カッコ悪い
そこで、当時吉井氏がよく使っていた赤いファイヤーバードに目をつけた訳です。ルックスも名前もいいし、なんせセレクタースイッチは端っこについてる。彼のギターは当然Gibson製のめちゃくちゃ高い物でしたが、当時高校生の管理人は出せて4,5万(しかも夏休みバイトで返上)。
こんな我々庶民に優しいのが当時「by Gibson」で売っていたEpiphone様でございます。ここに管理人とEpiphoneの長くて深い関係が始まります。
ちなみにこのファイヤーバードは、ご覧の通りめちゃくちゃバランスの悪いギターで、弾きながら歌ってるとネックが勝手に下がるわ、弾いてても手首に負担かかって痛いわで、またもや「じゃまーる」で売却しました・・

Epiphone Casino  〜三人目だけど、本当の初恋〜

ファイヤーバードを半ば発作的に手放した管理人の急務は次のギターを手に入れることでした。
この頃は当時の相棒のベーシストとよくいろんな楽器屋巡りをし、店員にいろいろ質問しては知識を増やしていったもんです。そしてこの時期はイエモンもさることながら、「ジッタリンジン」という世間では過去のバンド扱いされながらも実際にはインディーズで活動していた超ナイスバンドの半追っかけをしていた頃でもあります。
それまでUKロック(デヴィッド・ボウイ・クイーンetc)な管理人が、ある日突然アメリカンミュージックにルーツを持つバンドに魅かれているのだから人生は面白いですね。
そして中でも尊敬していたジッタリンジンのギタリスト「破矢ジンタ」氏がデビューから一貫して使い続けている赤いCasinoがも〜、超いい音を出すんです。それまで音とか気にせずルックスで選んできた管理人が初めて音色に惚れてギターを選択したくなった時期でもありました。
そこでやはりミーハーな管理人は楽器屋に行って言う訳ですよ「ジンタの使っているEpiphoneのCasinoくれ」って、恥ずかしげもなく・・・
そしてさんざんサンバーストのCasinoを試奏しまくり、その音色に「あ!ジンタや!」と感動しつつ、目の前にあるナチュラルCasinoも見つめながら「で、赤色はないの?」って言うわけですな(ああ、恥ずかしい・・)
なんでも店員の話では赤色は生産されておらず、サンバーストとナチュラルしかないらしい。「だって、持ってる人見たもん」、「それは60年代のUSA製じゃないですか?」、「日本製って言うてたもん」、「う〜ん・・・」というやり取りをしていたのです。(実はジンタ氏はリフィニッシュを行なっていた模様・・)
そこで、後に退かないミーハーな私に店員が薦めてくれたのがEpiphoneのDOTという赤いギターでした(ES-335のパクリね)。当時スペックやセミホロウ、フルホロウの違いなど知らなかった管理人がこれを買おうと思っていたところ(値段も3万ほど安かった)、ずっと話を聞いていたハードコア好きお兄さんが「待て、兄ちゃん、あんなにこだわってた信念をそんなに簡単に曲げるのか、もう一度考えてはどうだ?」と信じられませんが、Epiphoneに電話し(正しくは山野楽器か・・)、赤色で作れるか交渉してくれたのです!(実はリミテッドカラーとしてお願いすれば作ってくれただけらしいのですが・・)
こうして、私の信念は保たれたまま、しかも定価は同じ、雨の日割引まで適用してもらい手に入れたCasinoがこれです(前置き長げぇ)
ちなみにこいつは日本製ではなく韓国製であることが後に判明(やられた!)。しかし、相棒や他のバンドのギタリストには良い音と好評で、しかも現在もCasinoを使い続けてることを思うと、この出会いが管理人にとって本当のギター弾き人生の始まりとも言えるのですね。
そして、多少の気分の揺れはあるものの、このギター以来管理人は箱物ギターを愛し続けるのです。そう私の初恋は箱物ギターなのですよ。

Epiphone Olynpic  〜Epiphone人生の始まり〜

Casinoを手に入れてからは、しばらく安定したギター生活を送っていた管理人ですが、当時やっていたバンドはロック系ですから、次第にメンバーから「ハウるよな」という無言のプレッシャーがかけられるようになります。(Casinoはフルホロウ構造なので、めちゃくちゃハウるのです)
そこで、人生初のセカンドギター購入を検討しました。悪く言えば二股?浮気?ってやつでしょうか。 とはいえ、基本的に自分ではCasinoに大満足しており、これ一本でもいいわけです。もっといえば、こんなに自分にマッチしたギターを手に入れたので、次に何を買っても満足する気がしない・・・。
ということで、苦し紛れですが、ハウリングしないソリッドタイプでありつつも限りなくCasinoに似ているルックスと弾き心地のギターを探した結果、ヤフオクで見つけたのがコレ「Olynpic」。普通Epiphone好きで「オリンピック」といえば、ちょっとストラトっぽくて、かつレトロなおしゃれギターを指しますが、これはなんとも言えない不思議なギター...っていうか絶対「オリンピック」じゃないよコレ。
とりあえずヘッドやネックの感じ、ダブルカッタウェイであることや、セレクタスイッチの位置などがCasinoっぽかったので、即座にゲットしました。
写真でもわかるかもしれませんが、まるで家具のようなツルッツルのメイプルボディとなっがいネックは実際持っていると微妙で、しかもピックアップがハムッバッカーなので、Casinoとは全然違う音色・・挙句にファイヤーバードのようにすぐにネックが下がるもんだから、気に入らずに半年くらいで売却しました。

Epiphone 謎のストラトタイプ  〜Epiphoneの血統を愛する?〜

前のオリンピックで「ピックアップで音色がガラっと変わる」という事実を学習した管理人は「Casinoはシングルコイルらしい」という勉強を加え、次なるセカンドギターを探すことにしました。ヤフオクでは失敗したので、今回はまたもや相棒のベースと楽器屋巡りを再開することにします。ある日、京都のとある楽器屋にEpiphoneやのにストラト型のギターがあるという情報を相棒から知らされた管理人は早速、その楽器屋に連れて行ってもらいます。相棒の探す基準が「Epiphone」なのもどうかと思いますが、そんな珍品をわざわざ見に行く自分もどうかしてますな(苦笑)
←早速楽器屋にいくとこのギターが飾ってありました。
「なんじゃコリャ〜!」「ほらな、言うたやろ!コレや」念のために解説しておきますと、現代においてエレキギターは主にGibson系とFender系に分かれます。Gibson系の代表はレスポールや箱モノですが、Fender系の代表はストラトやテレキャスです。
で、Epiphoneってのは基本的に完全なGibson系で、しかもEpiphone社は1957年にGibsonに買収されてますので、ハッキリ言えばGibson子会社な訳です(認めたくないが・・)
なのに、堂々とストラトを作ってるではないですか!
ていうか、こんなんカタログには載ってませんし、話を聞いたこともありませんでした。音はまんまストラトで値段が安いのでその分、音もチープですが、カッティングするにはもってこいなサウンドです。
トラスロッドカバーには申し訳程度に「By Gibson」と書いてあるのが、笑えます。
とりあえず、面白いのでネタ用にゲットし(目的変わってないか・・)この時、店頭に飾ってあったギター型Epiphoneミニバッグ(非売品)も「ギター買うから売ってよ〜」とダダをこねて1000円でゲットしました(いまだに愛用してます)。
しかし、このギターは本当ネタにしかならず、プレイアビリティが相当悪く、音もチープすぎたので、いつのまにか弾くことはなく、押入れにしまわれることになるのでした。(その後、売却しました)

Gibson ES-335S  〜はじめてのGibson〜

結局、Casinoのみで頑張っていた管理人ですが、次第にロックからロカビリー、そしてブルース、ジャズと演奏するジャンルもフルアコで可能な音楽となっていきました。
しかし、何を思ったのかある日突然、一発奮起して音楽学校に入学することにしてしまいしました。
そこはジャズ系で有名な学校ではあったのですが、授業(特にバンド形式の)ではあらゆるジャンルの曲を取り上げます。そこでもやはり先生に「ハウってんぞ」とプレッシャーをかけられ続けた訳ですが、しばらくはfホールにウレタンで蓋をするという荒療法で対処していました。しかし、さすがにそれだけでは限界があったので、どうしたものか考えながら休憩室で「プレイヤー」を読んでいると目に留まったのがこのギターです。
335S!Sというのはソリッドという意味で、つまりはES-335のソリッドバージョンというものです。 実は昔(オリンピック買った頃かな)、イエモンの吉井氏がこのギターを所有しており、雑誌で自慢していたので「いいな〜、欲しいな・・」と思っていたことがあったのです。それがなんと破格の98,000円!ギブソンなのにですよ!
よっぽど珍品で買い手がなかったのでしょうか・・
偶然にも当時住んでいた家から近い楽器屋だったので、学校終了後にソッコーで駆けつけ購入しました。
このギター、トラスロッドに「Firebrand」とありますが意味は不明。前のオリンピック同様木目のナチュラルフィニッシュでこちらはマホガニー材の為、カラーは茶色。ピックアップは、なんと「Dirty-Fingers」でコイルタップスイッチもついているのでシングル・ハム切り替え可能!学校で学ぶ生徒にはピッタリな機種です。
ちなみにGibsonですが、何故かヘッドのロゴは「焼印」使用となってます(笑)
人生初のGibsonギターだったので、当時嬉しくって比喩ではなくて一時、本当に抱いて寝てました(完全なアホですな)これは学校在学中愛用しましたが、その後フルアコを買うために売却(涙)



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